月の入り

ねじ

2007年08月27日 10:37

先日、ふと夜に目がさめて窓から外を眺めたとき
三日月が真っ赤になって南西の山に沈んでいくところだった。
ひっそりとあたりを照らす事も無く
細い月の端っこからしずしずと山の陰に入っていった。
三日月も真っ赤になるとは知らなかった・・・

日の入りもあっという間だけれど
それより更に早く、すすすっーと沈んで消えた。

それ以来、月の入りが頭から離れる事が無く
月の入りの時間や方向などを調べていた。
我が家の窓から月の入りが見られる方向は限られているので
先日以来、やっと適当なころあいを見て
真夜中の月の入りを見に、近所の見晴らしのいいところへ出かけてみた。

夜に近所を歩く事が全くないので
夜道があまりに暗いことに気がつく。

海の見渡せるところにつくともう大きな月が端っこを山にかけていた。
にぶいオレンジ色のぬるい月がゆるゆる沈んでゆく
三日月とは大違い。
かすかに山とまわりの雲をオレンジ色にしていた。

ただ毎日おこっていることでも、改めて気づく事によって
心にしみこんでくる事ってたくさんあるねと思う月の入りだった。

帰り道、更に暗さをました夜空に秋の星たちがたくさん輝いていた。
東京育ちの私には、星が多すぎる夜空なり


写真はとってみたものの・・・ぶれぶれのぶれ子・・・









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